綴る浪人生の東大受験ブログ@地学ドイツ語選択

2022年に東大に合格できなかった「綴る浪人生」がドイツ語×地学で東大合格を目指すブログです。

七分の二週記(2024/02/25-2024/02/26)

(この記事はkotatsugameさんの週記のスタイルをリスペクトして書いています。参考:

kotatsugame.hatenablog.com

)

02/25(日)

今日は東大の二次試験の1日目なので前日も早寝しており、計画通り6時に起きることができた。

少し前までは暖かい日が続いていて、朝が寒い可能性を考慮に入れられておらず何の対処もしていなかったため寒かったが狂いながら朝食を食べて準備をして(ほとんど前日に終わらせていたけど!)7時ごろ家を出た。

電車の中では一時間目の国語のためにAnkiをやる。古文単語と漢文の句型を終わらせた。

時代錯誤社の入試予想問題集を配ってる人がいればもらいたいな~などと思いながらもらえずに正門に着く。開門時刻は8:20だが、8:10くらいになるともう入場できた。中では東大新聞の人が受験生応援号*1を配っていたので、それを地図代わりにして薬学部の方へ向かった。例年東大理系の外国語をドイツ語・フランス語・中国語で受ける受験生は薬学部本館(南館)南講義室に集められるらしい。

薬学部本館(南館)についたはいいものの、案内に従っても受験生立入禁止の掲示があり八方塞がりで困っていると、試験監督(?)の人が案内してくれた。受験生立入禁止の掲示の手前の閉まったドアが試験室だったらしい。一番乗りだった、

自分の席を探して座った。どうやら受験番号順に右前から順番に詰めてある(ドイツ語だけの列を作るとか科類を揃えた列をつくるとかじゃない)らしい。(来年以降に受ける人もいるかもしれないので画像を貼っておく!黒で塗りつぶされているところが受験生が座る位置で、赤矢印の順に番号が振られている。)

試験室の席

実は座っている席が一つずれていたなどの些細なトラブルもあった。東大の試験は時間に余裕をもって運営される。試験開始40分前頃に試験監督が入ってきて、試験開始30分前に、参考書などをしまうように指示され、その後電子機器の電源チェック、写真照合をして、15分前になると問題用紙と解答用紙が配布されて名前を書くように指示され、しばらくして試験開始、となるわけだが、非英語の教室だからか(?)、この30分前の入室に間に合わない受験生が去年よりも明らかに多かったのが面白かった*2

試験監督はおじさん・コバショーをゴツくしたかんじの人・絶対物理系だろ!って感じの中性的な感じの人という構成だった。

国語

問題用紙が配られて、国語の試験に参加する。

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机の長さは国語の試験用紙(たぶん理科も英語も同じサイズ)の長い縦の辺がすこしはみ出る程度の長さはあったので、満足だった。 解答用紙が配られてから試験開始前の時間に、中国語受験の人が「解答用紙を折っていいか」と聞いて許可されてた。折っていいんだ。許可されているものの、それを真似して折るのはなんだか抵抗があったが、結局折ったほうが便利なので試験中に折った。

漢文は言いたいことの節々はわかる気がするが、文章に一貫する方針というかお気持ちみたいなものがあまりはっきりしてこない。(二)の傍線部aを説明する問題もよくわからず、「本を書いて論を立てるときは、止めることなく言い続けられるような言葉に必ずもとづいているということ」とか書いてごまかした。(執筆時に解答速報を見たところ、まったく見当違いだった。ちなみに(三)も見当違いだったのでガン萎え)

古文は平安・鎌倉っぽい出題でなんか嬉しい。しかし平安・鎌倉っぽい出題なので当然難しいわけで、あまりできた気がしなかった。(けど解答速報を見るとだいぶ方向性の一致が見られる)

現代文では漢字全完という偉業を果たした*3。(一)はできた気がするが、(二)の理由説明問題では、なかなか論理的に説明できない。タンザニアへの見識の浅さが露呈してるなあと思ってるとタイムリミットが迫ってきたのでとりあえず空白にして飛ばす。(東大国語は時間に厳しいとは言われないけど、おれは時間に追われることがかなり多い(とくに現代文。割りを食うのは最後の配点クソデカ120字論述のためとても痛い)ため時間配分を設定している) (三)はどういうことかの内容説明問題で、生活全般で帳尻が合うことの説明を問う問題だった。「お金のツケが帰ってこなくても、ツケを許したことに対して、おごりや客の商売でのツケが許されることによって、見返りが提供されているということ。」と書いたが、帳尻が合うことの説明としてはやや弱い気がする。本当に帳尻合ってるか?と言いたくなる。(解答速報を見ると、帳尻が合うところよりもお互いに助け合い、返礼するというところに重点を置いてそう。たしかにそういう文脈だわ)

(二)に戻るか(四)に進むか悩んだが、(四)ができなかった場合の得点減少が大きいので(四)にいく。(四)は「この余韻が商交渉の帳尻をあわせる失敗を時間や機会の贈与交換に回収させるステップになる」という傍線部を説明する問題で、当時の自分は「この余韻」「時間や機会の贈与交換」「ステップになる」を言い換えればいいかなと思い、それぞれ「客が交渉で相手は自分に配慮してくれたなと感じること」「互いにツケを認め合ったり、おごるといった形で返礼する」「~行為の源であり、その行為によってツケの損失はいろいろな形で回収され、全体的には釣り合う」みたいに言い換えた。東大現代文の最後の120字記述でいつも(一)~(三)の言い換えコラージュみたいなことしか書けないという自分の弱点はなんとなく認識していたが、ここでもその傾向が出た。

(三)に戻り、白紙答案を出すわけにはいかないので、傍線部付近の文章の切り貼りみたいになってしまったが、「ツケを支払うまでの猶予は自分があげたものであるし、支払期限は明確に設定されてないから。」と書いた。解答速報も似たようなことを書いていてびっくり。こんな当たり前な論理が回答になるとは思えなかったし、書くのはやや抵抗があった。

国語全完を果たし見直しをしていると、腹に電流がはしる。とにかく痛い。もがきまくり見直ししまくり白目剥いて吠えまくり、試験終了後恒例の虚無待機時間でトイレに行くも改善しない。トイレで改善する見込みのない痛みであることはうっすらわかっていたが、改めて分かるとつらい。昼休みにドラッグストアを探しに行く。ちょうど東大病院の目の前にアイン薬局*4があり、「営業中」みたいなことが書いてあるので調剤薬局ではあるがもしかしたら風邪薬みたいな薬(処方箋で買うものではないやつ、の意味)(市販薬・大衆薬というらしい)があるかもしれないと思って行ったが、やっていなかった。入試の日だから?日曜日だから?

騙された気分になりながら本郷三丁目駅付近のドラッグストアで薬を買い、戻って飲んだところ数十分ほどで収まった。よかったね。

数学

14時から、東京大学入学試験記述数学コンテストDiv理類に参加する。

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二浪次から、数学では最初の30分ほどで全問の流れや性質について考え、取り組む順番を決めてから回答を始めるようにしているので、そうする。すると、

  1. まあ簡単そう。P(X, Y, 0)とかっておいて条件は内積で攻めればよさそう。簡単そう。

  2. tで場合分けして絶対値を外して、すると積分方程式のありがちなやつになる。実際に解けるかはわからないけど、そんな感じだろう。難易度はわからない。

  3. とりあえず操作について考えているとわりと時間を消費してしまった。(2)→(3)の流れが 1次元ランダムウォーク - ei1333の日記 の鏡像の原理でみた流れと似ている。けど、だからといってそれを使う方法が思いつくわけでもない。ad-hocそうだし、ad-hocそうな問題に拘泥しても時間中に閃くことはそうそうないと知っているので、難易度はやや難しめと推測できる。

  4. 曲率の議論みたい。東大プレの問題で曲率は出てたが、そこでは誘導があったし、曲率ではないかも。曲率の定義ってなんだっけ。円の式をルートを使って表せばゴリゴリ計算して解くこともできそうだが、それが想定解とは思えないし、難しそうに感じる。

  5. 回転体の問題なので、x軸で切ってから回す。断面を得るには、三角形ABD内部の点P(X,Y,Z)を、 \overrightarrow{OP} = \overrightarrow{OD} + \alpha \overrightarrow{DA} + \beta \overrightarrow{DB}と実数パラメータ \alpha, \betaを用いて表してそれを \alpha= \dots , \beta = \dotsの形に変形し、 0 \leq \alpha \leq 1, 0 \leq \beta \leq 1, \alpha  + \beta \leq 1に代入するという逆像法っぽい流れをすればいいとわかった。処理量は多いがむずくはなさそうと判断した。

  6. とりあえず f(x) = x(x^{2} + 10x + 20)と変形すると、 nが2以上の整数なら当然合成数だなとわかる。で、平方完成すると、xが負の無限大側に近いと、f(x)も負になるので素数になるわけがない。よって -5 - \sqrt5 \leq n \leq -5 + \sqrt5のnを探せばいい。これは総当たりできる。(2)は難しそう

ということがわかり、まずは完答できる問題に取り組みたいため、1か5のどちらを先に取り組むか考える。1は方針しか見えてないが、5は流れの見えている解像度が段違いだったので、 5→1(ここまで完答狙い)→2,3,4,6(1)の取りやすい部分点を取る という流れでとりくむことにした。

5を実際に解き始めたのは試験開始後25分ほどで、55分までに解けなければ撤退しようと決めていた。断面の式が出たあたりで55分になったが、「別になにか問題があって手間取ってるわけじゃないし、このTimeLimitは無視してもいいだろw!完答ほしい!」という気持ちになったため延長し63分になったころに体積の値が出た。しかし自分の注意力からしてノーミスで完答できている可能性は低いため見直しをしていると、yz平面の断面が線分になるのは当然だが、その線分がなぜかy軸に平行になっている。図を書いてみても明らかに断面の線分はyz平面で単調減少っぽくなるはず。計算が怪しいことを疑ってミスを探ると、ベクトルの成分計算をミスっていることに気がつく。時間を大幅に浪費したのが逆に面白かった。そこから、ベクトルの計算をなおして断面の式を出したところ、最遠点と最近点を出すには点と直線の距離のような考えが必要で、当然場合分けも増えてくるだろうし面倒だったことと、この複雑な問題を完答まで進められる自信がなかったので、撤退する。

今考えるとここで、1に行くべきだったが、当時は「時間ないし同じような処理力が必要な1が解ける気がしないなあ」と思い、部分点確保に走る。まあそれは悪くないかも。今までの考察をもとに部分点を集める。最初の偵察時以上の進展が得られたのは第二問くらいだった。第二問は実際に計算が進まないと見えてこないタイプの問題だったのかもしれない。ちなみに(2)までしか解けなかった。部分点集めをしている途中で試験が終わった。

虚無待機時刻を終えて退出するが、この日は雨が降っており、出口には人が滞留してた。こういうことを防ぐための時差退出なんだろうなと思う。 帰りの電車でドイツ語や地学のAnkiをやりつつ、家についた。

ご飯を食べて風呂に入ったりした後、まだ残っていたドイツ語のAnkiをやりきらなければいけないが、なぜかネットサーフィンを始めてしまう。

www.nicovideo.jp

AIのべりすとという文章生成AIは箇条書きを始めると延々と箇条書きをしてしまう傾向があり、それが「たくや姫」という動画から広まったのだが、それを人力で再現しようという動画だ。 作者の狂気が感じられて面白かった。人間の意識した緩急と模倣した突飛さがちょうど良く配分されていた。

ネットサーフィンを終えて、Ankiのドイツ語も気合で終わらせて就寝した。

02/26(月)

昨日の反省を活かしてエアコンの入設定(と照明の入設定)をつけておいたおかげで、正気を保ちながら起床することができた。 色々準備してまた7時ごろに出発した。

今日の試験科目は理科と外国語(おれはドイツ語を選択している)なので、電車では地学とドイツ語のAnkiを詰める。昨日Ankiの消化に手間取った理由として、02/23に急に思い立ってDeutsch, voran!(ドイツ語もっと先へ!)(ドイツ語の参考書。東大をドイツ語で受けるならほとんどの人がやったはず)に出てくる知らない単語 150語を一気に追加したから、というのがあったが、その影響も2日たったからか和らいでおり、電車の中で消化しきれた。 時間が余ったので一応古文のAnkiも消化するか?と思ったがそんな気にはなれなかった。やはり受験勉強圧力がないとやる気はでない。

今日こそは時代錯誤社の予想問題がもらえるといいなと思いながら歩いていると、「予想問題で~す」と言いながら配っている人がおり、もらえた。(おれは時代錯誤社の予想問題がほしいわけで、ガチの予想問題だと困るわけだけど、あの人たちはあたかもガチの予想問題を配っているかのように振る舞うのでちょっと困る) 去年もそういや二日目にもらった気もする。

2024年の時代錯誤社の予想問題

現代文は百田尚樹、古文は東大理三以外はカスの人が題材だったが、漢文はよくわからなかった。(いま調べてみたところ、パリピ孔明のあらすじらしい。) 英語の2A(自由英作文)では戦記パパのツイートが題材にされていたり、ビッグモーターや変態糞総理の問題など2023年を代表するような題材で楽しめた。

戦記パパの毒親ツイートを題材にした英作文の問題

ドイツ語の問題が去年はあったが、今年は中国語とロシア語だけで残念。

昨日とほぼ同じ時刻についたが、今日は先客が一人だけいた。悔しい。東大は一日目と二日目でなぜか試験監督が変わる(癒着防止?)。二日目は高校の頃の数学教師をやや若返らせたような感じの人・高校時代の化学教師を老わしめた*5ような感じの人・高校の頃の数学教師(別の人)を老わしめた感じの人というこうせいだった。

理科

同じ試験室のある人が、9時ちょうどの試験監督が入ってきたタイミングくらいで、腕時計が注意されてしまわされていた。かわいそう。 9時30分から、東京大学記述理科コンテストDiv理類に参加する。

東京大学 前期 | 国公立大二次試験・私立大入試 解答速報 | 大学入試解答速報 | 大学受験の予備校・塾 河合塾

地学1→地学2→地学3→物理1→物理2→物理3の順番で解いていく。

地学1は、前半はただの計算だが、問1(2)の「各星団で最も明るい主系列星の見かけの明るさはおよそいくらか」という問題があり、図を見れば自明じゃないか、なんのためにこの問題があるんだ?と悩んでいると、なんと星団Bの一番明るい星は主系列星ではなく巨星になっていることに気がつく。焦った。 問1(3)の見かけの光度を実際の光度に変換する問題で、距離の2乗をかければいいはずなのに、あきらかにオーダーがおかしい。結局試験時間中にはその原因に気が付かなかったが、原因は単位をpcからmへ変換していないから、というものだった。これに気がつけないのは、普段から計算途中で単位を書いていないからだなあと思う。木村の言い分*6にも一理あります。 問2のフレアとコロナ質量放出が同時に起こった場合先に地球に到達するのはどちらか、という問題で、荷電粒子と電磁波の速度が違うのは当然わかっていたが、フレアとコロナ質量放出のどちらがどっちなのかわからなかった。Ankiでもフレアとかデリンジャー現象に関しては詰めていたが、穴の作り方がイマイチだったらしい。インコ。(いま考えると字からして後者は荷電粒子の放出で前者が電磁波だよなあ)

地学2はコメントするところがない。地学3は、久しぶりに地質図が出ていたのでワクワクして解き始めるが、問われているものは走向傾斜層厚の計算で、ド典型だった。*7 他にも、イノセラムスがどんな生物でいつの時代の示準化石かわからないなどのトラブルがあったが、勘で中生代の貝な気がしたので、そのように解答した。あってた。

物理1はまずⅠの計算からミスを連発し*8、Ⅱ,Ⅲは涙目敗走した。カスすぎる。

物理2も全然できた気がしない。

物理3は典型計算な気がしたので時間制限の範囲内で頑張った。が、処理力の低さゆえか間に合わない。

残りの時間で地学のやりのこした計算や論述を埋めて、試験が終わった。

外国語

14時から、東京大学記述外国語コンテストDivドイツ語に参加する。

(残念ながら河合塾のサイトには問題が載っていないのでツイートを載せる)

全独を受けるのは初めてなので、どのような問題用紙/解答用紙が配られるかは知らなかったが、センター試験の別外国語冊子みたいな感じで、ドイツ語・フランス語・中国語が一つの冊子にまとまっていて、解答用紙の方は理科のように言語切り取り欄と言語名を書く欄があり、ほかのスペースは全言語共通したものを使っている感じだった。 3言語分あるから厚いのかとも思ったが、19Pしかなく、去年の英語だけ(28P)よりも薄いのが面白かった。

Ⅴ→Ⅳ→Ⅲ→Ⅰ→Ⅱの順で解く。

ⅤのDer kopf tut ihr weh.をSieから始まる文に書き換えろという問題で、最後のwehがweh|tunの前綴りだということに気がつくまで時間がかかり、書き換え方も思いつかない。直前に見た辞書でfühlen は4各 + 様態を取ると書いてあった気がするので*9、 Sie fühlt ihren Kopf (痛い)みたいな形になるだろうなと思ったが、痛いの形容詞がわからない。現在分詞にすりゃいいか!と思い Sie fühlt ihren Kopf wehtunend.と書いた。GPT4によると、Sie hat Kopfschmerzen.だそうだ。 たしかに。そりゃそうだ。悔しすぎる。

Ⅳはなんだか難しい。2021, 2022とドイツ語の言葉をドイツ語で説明する文章を和訳させる傾向が続いていたが、今年もそれが出題された。「radikalという語はラテン語に由来していて、それはWurzelから~という意味で」みたいなことが書いてあったが、Wurzelがわからない。わからないので正直に(?)Wurzelと書いた。後で調べた所、radikalには「過激な」という意味以外に「根本的な」という意味があり、Wurzelは「(植物の)根」という意味らしい。しらねー。あとgewaltbereitという語を、Gewalt:権力、bereit:用意のできた、心構えのできた から推測して「権力を好む」と訳した*10が、Gewaltには暴力という意味もあるらしく、gewaltbereitは「暴力行使をためらわない」という意味だったらしい。わかるか!

Ⅲをやる。Abiturという試験に向けて勉強しているひとが、勉強したくねーし生成AIとかあるし暗記に意味ねえだろ→生成AIの真偽を判断したり批判的に考える能力は重要だよね...みたいな流れの会話文で、傍線部の文脈を日本語で説明する問題だった。 そもそもこの形式の問題はどこまで書くべきかよくわからないが、その前の文脈を中心に書いた。傍線部bは" Reine Zeitverschwendung, was wir hier machen!"で、Reineが「ただの~」を意味する形容詞reinであることに気がつけた。実はreinは02/26の最初の方で言及したDeutsch, voranの単語のなかの一つで、報われた(sich auszahlen)気がしてよかった。

Ⅰは数学についての文を要約する問題だった。2021や2022の要約文はたしかクソ難しかった記憶があり、2023は簡単だったものの、傾向が戻ってしまったらどうしようかと思っていたものだが、2023程度の難易度だったと思う。

Ⅱは日本語を独訳させる問題で、訳させる文章がなんだか東大英語っぽい文だった。「思考」や「要求」「誘い」「お腹が減った」など基本的な語彙も満足に書けないインコなのだなあと自覚させられる問題だった。普段の演習では時間があまるが、本番では解答用紙への転写などもしていたためかかなり時間はギリギリだった。

試験終わりに、試験場にいた20人以上?30人以下?の*11知り合い?インターネットで見かけている人?に話しかけて、帰った。 漫然と勉強していたからか、開放感はなかった。

帰りの電車でX*12のアプリをダウンロードしてTLを徘徊していた。

家に帰ってからはご飯を食べ、風呂に入ったあとに七分の二週記を書くことを思いつき書き始め、午後24時就寝。

*1:存在は知っていたが、無料で配っているものだとは知らなかった。去年もあったのかな

*2:去年はもう少し人がいる教室だったと思うが、30分前に間に合わないのは数人程度だったはず

*3:と思っていたが、曖昧の昧を味(あじ)と書いてしまっていたので実際は高々2完だった。

*4:おれのスマホは言語の設定をドイツ語にしているので、「ドラッグストア」と検索すると「Ein Pharamacy」という検索結果が出てくる。なんだこの情報量のない検索結果はなどと思っていたが、普通にアイン薬局という名前の薬局だった。

*5:こんな日本語ある?

*6:木村というのは駿台の地学の講師で、駿台の模試の採点はほぼこの人が行っている。この人の採点方針は独特で、計算途中の式にも単位をつけていないと減点することで知られている。

*7:層厚の計算が合わなかったのはないしょ

*8:たものの、ミスに気がつく注意深さは持ち合わせていた

*9:書いてなかった

*10:文脈にはまらないなあとは思っていた

*11:嘘です。3人に話しかけました。

*12:当時のTwitterの名前。執筆時点でもXだが、いつか名前はTwitterに戻り、そんな未来でもこの記事を読んでいる人がいたらいいなあと思ってこの注釈を書いている